好き嫌いは親のせい?悩む前に知ってほしい本当の原因と向き合い方

子供の食事の悩み

子育て中のお母さんと話をしていると、こんな言葉を聞くことがあります。

「うちの子、偏食なんです。
好き嫌いが多いのって、親のせいだって言われて…」

そんなふうに、少しつらそうに話してくれることがあります。

私はいつも、こうお伝えしています。

「それは、決して親のせいではないですよ。
子どもが好き嫌いをするのは、ある意味当たり前のこと。
だから、そこまで気に病まなくて大丈夫です。」

でも同時に、こうも思っています。

好き嫌いは親のせいではない

好き嫌いは、親のせいではありません。
でもそれは、「好き嫌いをそのままにしていい」という意味ではないと思います。

子どもの体をつくるうえで、栄養はとても大切です。
これは、紛れもない事実です。

子どもが好き嫌いをする理由

一方で、子どもが好き嫌いをするのにも、ちゃんと理由があります。

  • 苦味や酸味を本能的に避ける
  • においや食感に敏感
  • 初めてのものへの不安
  • その子に合わない味や食感

その子なりの理由があって、「食べられない」状態になっていることが多いのです。

👉 子どもの好き嫌いの原因と対処法|無理に食べさせなくてもいいと思う理由
「子どもが好き嫌いをする理由については、こちらの記事でも詳しく解説しています。」

大切なのは無理をさせることではなく「少しずつ」

だからこそ大切なのは、無理に食べさせることではなく、
その子のペースで、少しずつ食べられるようにしていくことです。

小さな一口からでも大丈夫。
その積み重ねが、「食べられる」につながっていきます。

👉 子どもがピーマンを嫌いでも食べやすい工夫|息子が食べられるようになった方法
👉子供が魚嫌いな理由は?わが家で試した克服法と食べやすいレシピ
👉子供がなす嫌いでも大丈夫。食感・味付け・切り方で少しずつ食べられるようになった話
「実際の工夫やレシピはこちらで紹介しています。」

好き嫌いをそのままにすると困る場面もある

大きくなるにつれて、好き嫌いで困る場面は増えていきます。

たとえば、給食。
昔のように無理やり食べさせられることは減ってきたとはいえ、
まったく食べないというわけにはいきません。

量を減らしてでも、向き合わなければいけない場面があります。

そして大人になれば、会食の機会も出てきます。
好き嫌いが多いと、そうした場面で困ることもあるでしょう。

親の責任は「将来困らないように育てること」

親には、子どもを育てる義務があります。
そして義務には、責任が伴います。

好き嫌いそのものは親のせいではなくても、
将来、子どもが困らないように育てていく責任は、親にあるのではないでしょうか。

食事は「命をいただく場」

そしてもうひとつ、大切にしたいことがあります。

それは、食事は「命をいただく場」だということ。
本山での得度習礼でも、きつく言われた言葉があります。「命を無駄にしないように」

食べられないものは、最初から手をつけない。
手をつけていなければ、他の人がいただくことができます。

本山では、各テーブルに遠慮皿というものが置いてあり、
食べれないものはそのお皿に分けて、
食べられる人がそこからいただくという形をとっていました。

誰かが手をつけたものを食べるのは、やはり抵抗がありますよね。
家族であっても、難しいと感じることもあると思います。

だからこそ、
最初の段階で工夫することが大切なのだと思います。

そしてもうひとつ、
心に留めておきたいことがあります。

私たちが食べているものは、
すべて自分たちの命になるために、いただいている命です。

そう考えたとき、
その命をいちばん大切にする形は、やはり「いただくこと」なのではないでしょうか。

好き嫌いがあるのは仕方のないことです。
無理に食べる必要はありません。

でも――「嫌いだから食べない」とそれだけで終わってしまうのではなく、
せめて一口でも向き合ってみる。

そんな気持ちを、少しずつ育てていけたらいいのかなと思います。

まとめ|好き嫌いは責めなくていい、でも向き合うことは大切

私たちは、他の命をいただかなければ生きていけません。
その尊い命を、無駄にしない工夫をすること。

それは、日々の食事の中で、子どもに伝えていきたい大切なことです。

好き嫌いがあるのは、仕方のないこと。
でも――

だからといって、命を無駄にしていい理由にはならない。

そのことを、少しずつ伝えていってほしいと思います。

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