子供がなす嫌いでも大丈夫。食感・味付け・切り方で少しずつ食べられるようになった話

子供の食事の悩み

子供の好き嫌いの中でも、なすは意外と手ごわい野菜ではないでしょうか。

ピーマンほど嫌いじゃないけれど、
気づけばお皿の端にそっと残されている。
そんなこと、ありませんか?

我が家の息子も、なすはずっと苦手でした。

でも今思うのは、
「なすが嫌い」だったというより、食べにくい“なすの状態”が苦手だったのかもしれない、ということです。

同じなすでも、

  • 切り方
  • 味付け
  • 水分量
  • 油の有無
  • 他の食材との組み合わせ

で、子供の反応はかなり変わります。

今回は、なす嫌いだった息子が少しずつ食べられるようになった我が家の工夫を、体験談も交えながらまとめてみます。

子供がなすを嫌う理由は「味」よりも「食感」かもしれない

ピーマンが苦みや青臭さで嫌がられやすいのに対して、
なすはどちらかというと、食感や見た目がネックになりやすい野菜です。

例えば、子供にとってはこんなところが苦手ポイントになりやすいです。

  • とろっとした独特の食感
  • 皮が口に残る感じ
  • 水っぽくてぼんやりした味
  • 「なすだ」とすぐわかる見た目
  • 口に入れた時の“なす感”

大人には「やわらかくて美味しい」と感じる食感でも、
子供には「なんかイヤ」と感じることってありますよね。

うちの子も、まさにそんな感じでした。

うちの子が苦手だったのは「トポっとしたなす」でした

我が家は義実家と同居なので、
食卓には義母の作るなす料理がよく並びます。

義母のなすの煮物は、お水を入れて煮るタイプで、
やわらかくて少し汁気のある、いわば**“トポっとした”煮物**。

これはこれで優しい味で美味しいのですが、
息子はこれをほとんど食べませんでした。

今思うと、

  • 水っぽい
  • なすの食感が前に出る
  • 味がやさしすぎて、なすの存在感がそのまま残る

そんなところが苦手だったのかもしれません。

実家の「クシュっとしたなす」は食べられた

一方で、私の実家のなすの煮物は少し違います。

母は無水鍋で、

  • 醤油
  • みりん
  • 砂糖

を入れて、水を使わずに煮ます。

すると、なすがクシュっとして、味がしっかり入るんです。

ある時、実家でそのなすを食べた息子が

「ここのなすは美味しい」

と言って、食べたことがありました。

甥っ子たちと一緒に食べていた雰囲気もあったと思いますが、
それでもやっぱり、

水っぽさが少なく、味がしっかりしている方が食べやすかったのだと思います。

同じなすでも、
調理法でこんなに反応が違うんだなと驚きました。

なす嫌いの子には「油」がかなり大事でした

振り返ってみると、うちの子の場合、
なすは油と合わせるとかなり食べやすくなる傾向がありました。

これはピーマンにも共通していて、
子供が苦手な野菜って、油をうまく使うと食べやすくなることが多い気がします。

なすの場合は特に、

  • 水っぽさが減る
  • コクが出る
  • とろっと感が気になりにくい
  • 「野菜だけ感」が減る

という変化があって、食べやすさにつながったように思います。

肉と合わせると、なすはぐっと食べやすくなる

うちの子が比較的食べやすかったのは、
やっぱりお肉と合わせたなす料理でした。

例えばよく食べたのが、

  • 肉巻き
  • なすグラタン
  • 挟み揚げ
  • ひき肉入りの味噌炒め
  • キーマカレーに混ぜたもの
  • 素揚げしたなすに甘味噌を合わせたもの

逆に、

  • なすだけの煮物
  • 焼きなすを生姜醤油で食べるようなシンプルなもの
  • 漬物や塩もみ、糠漬け

などは、ほとんど食べませんでした。

つまり、なすは

「なす単体」で出すより、肉や油と合わせた方が食べやすい

ということなんだと思います。

うちの子が好きになった「なす料理」レシピ

① なすグラタン(食べやすさ◎)

うちの子がナスを食べるきっかけになったのが、このなすグラタンです。

材料(2人分)

  • なす 2本
  • ミートソース(市販でもOK)
  • とろけるチーズ

作り方

  1. なすを輪切りにする
  2. 耐熱皿に並べる
  3. ミートソースをかける
  4. チーズをのせる
  5. オーブンまたはトースターで焼く

👉 ポイント
チーズとミートソースで、なすの存在感がやわらぎ、子供でも食べやすくなります。


② なすの豚バラ肉巻き(満足感あり)

お肉大好きな子におすすめです。

材料

  • なす
  • 豚バラ肉
  • 醤油・酒・砂糖

作り方

  1. なすをくし形に切る
  2. 豚バラ肉を巻く
  3. フライパンで焼く
  4. 醤油・酒・砂糖で味付け

👉 ポイント
お肉のうま味と油で、なすの食感が気になりにくくなります。

③ なすの挟み揚げ(今では大好物)

これは、うちの子が今では大好物になったなす料理です。

なすを半分に切って、
中にハンバーグのたねのようなひき肉を挟み、
天ぷらの衣をつけて揚げます。

食べる時は、大根おろしと天つゆで。

これ、他の料理よりも
「なすを食べている感」はあると思います。

でも不思議と、これは大好きなんです。

たぶん、

  • ひき肉のうま味
  • 揚げた香ばしさ
  • 油で食感が変わること
  • 天つゆと大根おろしでさっぱり食べられること

このあたりが合わさって、
食べやすくなっているのかなと思います。

正直、揚げ物なので私はあまり頻繁には作りたくないのですが、
息子・主人・義父は大好物なので、夏の定番になっています。

なす+マヨネーズで食べられるようになった

そして、我が家でかなり大きかったのが

👉 なす+マヨネーズ

の組み合わせでした。

これは実家で知った食べ方だったのですが、
これをきっかけに、息子は家でもなすを食べるようになりました。

義母のトポっとした煮物でも、
マヨネーズをつけると「これなら食べやすい」と感じたようです。
煮物とマヨネーズって意外と相性がいいみたいで、他の煮物でも食べやすくなるみたいです。

実家の茄子の煮物は正直、ちょっと味はしっかりめだったと思います。

でも、子供の好き嫌い対策って、
最初から素材の味や薄味で勝負するのはなかなか難しいんですよね。

まずは

「一口でも食べられる形」を見つけること

が大事なのだと思います。

同じ味噌でも「油があるか」で食べやすさが違った

焼きなすもよく作りますが、
これも味付けでかなり反応が違いました。

食べにくかったもの

  • 焼きなす+生姜+醤油

食べたけれど、そこまで好きではないもの

  • 焼きなす+甘味噌(田楽風)

よく食べたもの

  • 素揚げしたなす+甘味噌

同じ甘味噌でも、
素揚げして油が入ると食べやすくなるんですよね。

ここでもやっぱり、
なすは油との相性がかなり大きいと感じました。

大きいなす入りカレーが嫌だったのは「カレーを邪魔されたから」かもしれません

うちの子は、なす入りカレーもあまり好きではありませんでした。

でもよく考えると、
「なす入りカレーが絶対ダメ」というより、

大好きなカレーに、嫌いななすが目立って入っているのが嫌

だったのだと思います。

なすの煮物や炒め物なら、
「これはなす料理」と最初からわかっています。

だから、嫌いでも「一品として出ているもの」としてまだ受け入れやすい。

でもカレーは違います。

カレーはもともと大好きで、おかわりしたい料理。
そこに大きいなすが入っていると、
おかわりしたくても、そのたびになすまでついてくる。

だから嫌だったのだと思います。

一方で、キーマカレーのように
みじん切りにして混ぜ込むと、
よほどたくさん入っていない限り、文句は出ませんでした。

子供って、
「嫌いなものがある」だけでなく、
好きな料理を邪魔されることにも敏感なのかもしれません。

小さい頃は「混ぜ込み方式」から始めました

振り返ると、うちの子がなすを食べられるようになったのは、
わりと大きくなってからです。

本当に小さい頃は、
なすをそのまま「なす料理」として食べるのは難しかったので、
まずは混ぜ込み方式が中心でした。

例えば、

  • キーマカレー
  • ミートソース
  • ひき肉入りの味噌炒め

など。

もっと小さい頃は、
ひき肉とみじん切りのピーマン・なすを炒めて、
味噌・砂糖・酒で味付けした、
肉味噌のようなものをよく作っていた気がします。

こういう料理なら、
なすが前に出すぎず、食べやすかったんですよね。

切り方は少しずつ大きくしていきました

そして今思うと、
なすを食べられるようになった理由のひとつは、

切り方を少しずつ大きくしていったこと

も大きかった気がします。

最初はみじん切り
その次はサイコロ切り
今では味噌炒めでも輪切りのような大きめサイズで食べられます。

最初から大きいなすを出していたら、
きっと食べられなかったと思います。

子供の好き嫌いって、
「食べる・食べない」の二択ではなくて、

どんな大きさ・どんな状態なら食べられるか

を探していくことが大事なのかもしれません。

なすを食べるようになったのは「いつの間にか」でした

不思議なのですが、
うちの子がなすを食べられるようになった「きっかけ」って、
実ははっきり覚えていません。

気づいたら少しずつ食べるようになっていて、
義母とも

「いつの間にか食べるようになってたね」

と話した覚えがあります。

なすって、夏以外はそこまで頻繁に食卓にのぼる野菜でもないので、
毎日向き合っていたわけではありません。

だからこそ、ある日ふと

「あれ、前より食べてるな」

と気づいたのかもしれません。

子供の好き嫌いって、

  • 何かひとつの工夫で急に変わることもあれば
  • こうして少しずつ変わっていくこともある

のだと思います。

なすは「その子に合う食べ方」が見つかれば変わることもある

面白いのが、カゴメの調査では
なすは子供の嫌いな野菜の上位に入る一方で、
大人になって克服した野菜の上位にも入っているそうです。

つまり、

今は嫌いでも、ずっと嫌いとは限らない

ということなんですよね。

うちの子も、最初はみじん切りから。
そこから少しずつ、味付けや切り方を変えながら、
気づけば食べられる料理が増えていきました。

だから、今なすを嫌がっていても、
あまり悲観しすぎなくて大丈夫だと思います。

まとめ|なす嫌いは「食べられる形」を探すのが近道かもしれません

なすは、味だけでなく

  • 食感
  • 水っぽさ
  • 見た目
  • 大きさ
  • 油の有無

で、かなり印象が変わる野菜です。

だからこそ、
「なすが嫌い」とひとくくりにせず、

その子が食べやすい“なすの状態”を探してみる

ことが大切なのかもしれません。

我が家では、

  • みじん切りから始める
  • 肉と合わせる
  • 油を使う
  • 味を少ししっかりめにする
  • マヨネーズや甘味噌を使う
  • 切り方を少しずつ大きくする

そんな工夫で、少しずつ食べられるようになりました。

好き嫌いのある野菜は、
最初から「普通に食べる」を目指さなくても大丈夫。

その子なりのペースで、
食べられる形を見つけていけばいいのだと思います。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました