子供があまりご飯を食べないと、親としては心配になりますよね。
「こんなに少なくて大丈夫かな?」
「ちゃんと成長できるのかな?」
「好き嫌いなのか、少食なのか、何が原因なんだろう?」
周りの子と比べてしまって、不安になることもあると思います。
でも、子供がご飯を食べない理由は一つではありません。
もともとの体質や食べる量の個人差もあれば、運動不足や間食、食事のタイミング、便秘などが関係していることもあります。
この記事では、
子供がご飯を食べない・少食になる原因と、
今日から無理なくできる食事や生活の工夫について、実体験も交えながらお話しします。
「うちの子はどのタイプかな?」と考えながら、気楽に読んでみてくださいね。
子供が少食でも、成長曲線内なら過度に心配しすぎなくて大丈夫
子供があまりご飯を食べないと、
親として一番心配になるのは、
「こんなに食べなくて、ちゃんと成長できるのかな?」
ということではないでしょうか。
その時にひとつの目安になるのが、
母子手帳などに載っている成長曲線です。
もちろん個人差はありますが、
その子なりに成長曲線に沿って育っているなら、過度に心配しすぎなくてもいいことが多いと思います。
子供の体の大きさや食べる量には、本当に個人差があります。
よく食べる子もいれば、少しずつしか食べられない子もいます。
子供が少食になるのはなぜ?よくある5つの原因
子供がご飯をあまり食べないと、
「好き嫌いかな?」と思いがちですが、
実はそれだけではないことも多いです。
わが家や身近な子たちを見ていて感じるのは、
「そもそもお腹が空いていない」
というケースが意外と多いということです。
お腹が空いていなければ、
どんなに体にいいご飯でも、なかなか食べられませんよね。
また、食事量が少なかったり、偏りがあると、
- 風邪をひきやすくなる
- 便秘になりやすい
といったことにつながる場合もあります。
だからこそ、無理のない範囲で、
少しでも食べやすくする工夫はしてあげたいところです。
ここからは、子供が少食になるよくある原因と、
その対処法についてお話しします。
子供が少食になる背景には、いくつかの原因がありますが、
特に多いと感じるのが次の4つです。
- 運動不足
- 間食や飲み物の影響
- 食事時間の問題
- もともとの体質
ここからは、それぞれの原因と、家庭でできる工夫についてお話しします。
運動不足でお腹が空いていない
体をあまり動かしていないと、
当然ですがお腹は空きにくくなります。
子供って、しっかり動いた日は
「お腹すいたー!」とよく食べるのに、
あまり動いていない日は食が進まない、ということありませんか?
これはとても自然なことです。
だからこそ、食べてほしいならまずは
「お腹が空く状態を作ること」
が大切です。
例えば、
- 散歩がてら少し遠くまで買い物に行く
- 公園で遊ぶ時間を作る
- 一緒に体を動かす
といったことでも十分です。
もう少し大きくなってきたら、
スポーツ系の習い事なども一つの方法だと思います。
間食や飲み物でお腹が満たされている
ご飯を食べない原因として、意外と多いのが
食事の前にお腹が満たされてしまっていること
です。
例えば、
- おやつを食べてすぐご飯
- ジュースや牛乳をよく飲む
- ちょこちょこ何かを口にしている
こういったことがあると、
食事の時間になってもお腹が空いていません。
特に飲み物は見落としがちで、
水分だけでも意外とお腹は満たされます。
対策としては、
- 食事と間食の時間を少しあける
- ジュースは控えめにする
- 「おやつの時間」を決める
など、少し意識するだけでも変わってきます。
わが家では、子供のリズムに合わせて食事時間を調整することで、
おやつと食事のバランスを取っていました。
食事時間が長く、途中で満腹になってしまう
食べるのがゆっくりな子や、食事に集中しにくい子は、
途中でお腹がいっぱいになってしまうことがあります。
本当は食べられる量でも、
- 食べるのに時間がかかる
- 途中で遊び始める
- 集中が切れる
ことで、結果的に食べる量が少なくなってしまうんですね。
そんな時は、
- 「どっちが早く食べ終わるか競争しよう」などゲーム感覚にする
- テレビやおもちゃを減らして食事に集中しやすくする
- 一緒に献立を考える・買い物に行く
など、食事に気持ちを向ける工夫が効果的です。
また、親が美味しそうに食べている姿を見せるのも、
意外と大きな影響があります。
もともとの体質で、たくさん食べられない子もいる
最後に、これはとても大事なことですが、
もともとたくさん食べられない子もいます。
胃の大きさや満腹感の感じ方には個人差があり、
少量でお腹いっぱいになる子もいます。
この場合、
無理に量を増やそうとするよりも、少ない量でも食べやすくする工夫
が大切になります。
例えば、
- ご飯が進みやすい味付けにする
- ふりかけやご飯のお供を活用する
- 味噌汁に油揚げなどを入れてコクを出す
など、少しの工夫で食べる量が変わることもあります。
好き嫌いが多く、食べられるものが少ない
子供が少食に見える理由の一つに、
好き嫌いが多く、食べられるものが限られていることがあります。
食べられるものが少ないと、
当然ですが食事全体の量も少なくなりやすいです。
特に子供は、
- 苦味
- 酸味
- 独特の匂い
- 食感
などが苦手で、野菜や魚を嫌がることも少なくありません。
こういう時は、無理に食べさせようとするよりも、
食べやすい形にすることが大切だと思います。
例えば、
- 細かく刻んで混ぜる
- 肉やチーズなど好きなものと合わせる
- フライや甘辛味など食べやすい味にする
など、工夫次第で食べられることもあります。
わが家でも、好き嫌いがある食材は
「どうしたら食べやすいかな?」と考えながら、
少しずつ工夫してきました。
好き嫌いについては、別の記事でも詳しく書いているので、
気になる方はそちらも参考にしてみてください。
ただ、もし
- 成長曲線から大きく外れている
- 体重がなかなか増えない
- 明らかに元気がない
- ずっと食べる量が極端に少ない
などがある場合は、
一度小児科などで相談してみるのも安心です。
実際、私の息子は、発達の特性などが関係して食べにくさがあった。
好き嫌いに見えても、
実は**「食べにくい」「口の中でうまく扱いにくい」「飲み込みにくい」**など、
その子なりの理由が隠れていることもあります。
うちの子は未熟児で生まれ、生まれた時からずっと病院に通っていました。
発達もゆっくりで、同年代の子に比べると、
「食べる」ということ自体がうまくできない時期が長かったんです。
だから、わが家では
- 食べやすい形にする
- 調理法を変える
- 無理に食べさせない
- 「今は食べなくてもいいか」と割り切る
そんなふうに、その子に合わせて工夫しながらやってきました。
だから私は、
子供が食べない時に
「ただの好き嫌い」と決めつけすぎないことも大切だと思っています。
その子なりの理由が隠れていることも、あるからです。
でも、だからといって、食が細い子がみんな深刻な問題を抱えているわけではない
例えば、私の甥も昔から少食で偏食気味でした。
かなり細身で、成長曲線から外れて低体重だったと聞いています。
義姉からも、
「また健康診断で痩せすぎって言われた」
という話をよく聞いていました。
家では冗談半分に「骨と皮みたい」と言われることもあり、
本人も「理科室の標本みたいって言われた」と笑って話していたほどです。
でも、そんな体型でも大きな病気をすることもなく、元気に過ごしています。
もちろん、すべての子がそうとは限りませんが、
細い=すぐに問題があるとは限らないというのも、実際に見ていて感じることです。
食べない=「わがまま」や「親の工夫不足」ではない
同じ人は一人としていないように、
子供の成長のスピードや食べる量も、本当にそれぞれです。
よく食べる子もいれば、少しずつしか食べられない子もいる。
食べられるようになるタイミングも、その子その子で違います。
仏教では、物事にはそれぞれご縁や時があると考えます。
食べることも、きっと同じなのだと思います。
例えば、
- 成長して味覚が変わる
- 体力の必要性を感じる
- 周りの影響で食べてみる
- 調理の工夫で食べやすくなる
そんなふうに、さまざまなきっかけで、
ある日ふっと食べられるようになることもあります。
だからこそ、周りの子と比べるのではなく、
その子なりにちゃんと育っているかどうかを見てあげること。
それが、親にとっても子供にとっても、
いちばん大事なのかもしれません

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