子どもの好き嫌い、どこまで気にすればいいの?
「また食べない…」
子どもの偏食や好き嫌いに悩むこと、ありませんか?
せっかく作ったのに残されると悲しいし、
何より気になるのは、
「これって成長に影響しないの?」
ということ。
鉄分が足りないとイライラする、
カルシウムが足りないと骨が弱くなる、
ビタミンが足りないと体調を崩しやすい…。
そんな話、よく聞きますよね。
でも正直、
「本当にそこまで影響があるの?」
って思いませんか?
この記事では、
子どもの偏食が成長にどれくらい影響するのかを、
データをもとにやさしく解説しつつ、
私自身がやっている
「好き嫌いを無理に直さず、栄養の穴を埋める考え方」
についてもお話しします。
偏食は本当に子どもの成長に影響するの?
結論:影響は「あることはある」。でも、いつも大きいわけではない
まず結論から。
偏食=すぐに成長に問題が出るわけではありません。
ただし、研究では
- 偏食のある子は体重が軽めになりやすい
- 栄養の偏りが起きやすい
という傾向は確認されています。
ただし、その影響は
👉 「小さい(=全員に大きな影響が出るわけではない)」
とも言われています。
つまり、
気にしなくていいわけではないけど、
必要以上に不安になる必要もない
というのが現実です。
影響が出やすいのは「身長」より「体重」
偏食の影響が出るとしたら、
まず現れやすいのは
👉 体重の増え方
です。
- 食べる量が少ない
- 栄養が偏っている
こういった状態が続くと、
- 体重が増えにくい
- 疲れやすい
- 体力がつきにくい
といった形で出やすくなります。
逆に言うと、
- 好き嫌いはあるけど量は食べる
- ある程度たんぱく質やエネルギーは取れている
- 身長・体重が伸びている
この場合は、
大きな問題にならないことも多いです。
ここで一番大事なのは、
「好き嫌いがあるか」より
「ちゃんと育っているか」
を見ることです。
不足すると気をつけたい栄養素と影響
ここはよく聞く話ですが、
大事なのは
👉 「不足=すぐ症状が出る」ではない
ということ。
多くは、
不足が続いたときにじわじわ影響が出る
というイメージです。
鉄分不足でどうなる?
鉄は血液の材料になる栄養素です。
不足が続くと、
- 疲れやすい
- だるい
- 集中しにくい
- 顔色が悪い
などにつながることがあります。
よく「イライラする」と言われますが、
👉 体がしんどい → イライラしやすくなる
という流れのほうが近いです。
カルシウム・ビタミンD不足でどうなる?
この2つは骨の成長に関係します。
不足が続くと、
- 骨の発達に影響
- 骨量が増えにくい
などがあります。
ただし、普通の食生活で
いきなり深刻な状態になることは多くありません。
でも、
👉 魚・乳製品をほとんど食べない子
は意識しておきたいところです。
たんぱく質不足でどうなる?
たんぱく質は体をつくる材料です。
不足すると、
- 体重が増えにくい
- 筋肉がつきにくい
などにつながります。
ただ、現代では完全な不足よりも、
👉 炭水化物ばかりになる偏り
のほうがよくある問題です。
ビタミン・食物繊維不足でどうなる?
野菜や果物を食べないと不足しやすいです。
- 便秘しやすい
- 体調を崩しやすい
などにつながることがあります。
ただしここも、
👉 トータルで補えていればOK
という考え方が大切です。
私は「好き嫌いを直す」より「不足を埋める」を選びました
ここからは、私の考えです。
無理に食べさせると、親子どちらもしんどい
- 一口でいいから食べて
- なんで食べないの
これ、何度も繰り返していると
本当にしんどくなりますよね。
そして不思議なことに、
そういう時ほど余計に食べない…。
だから私は、
「好き嫌いをなくす」より
「足りない栄養をどう補うか」
を考えるようにしました。
栄養はアプリでざっくり管理しています
私は、あすけん のような栄養管理アプリを使って、
- 何が不足しているか
- どの栄養素が足りていないか
をざっくり見ています。
毎日完璧にやる必要はなくて、
👉 傾向が見えるだけで十分
です。
食べられるもので補えばいい
例えば、
- ビタミンAが足りない → にんじんや卵
- 鉄が足りない → ひき肉や卵
というように、
👉 食べられるもので補う
ようにしています。
アプリを使うと見えてくること
使っていて思うのは、
👉 不足する栄養ってだいたい同じ
なんですよね。
これは好き嫌いだけでなく、
- 献立のクセ
- 家族の好み
- 食費
- 食材の価格
などの影響も大きいと思います。
例えば最近、
👉 魚、高くないですか?
秋刀魚なんて、
ここ数年ほとんど食べていません。
生魚じゃなくても大丈夫?魚の栄養の話
ここでふと疑問に思ったこと。
「生魚じゃないと栄養ってダメなの?」
結論は、
👉 冷凍でも干物でも大丈夫です
冷凍魚
- たんぱく質や脂質(DHA・EPA)はしっかり残る
- 使いやすくて現実的
干物
- 栄養はしっかりある
- ただし塩分はやや多め
つまり大事なのは、
どの魚かではなく、
“食べられる形で続けられるか”
です。
まとめ|偏食は無理に直さなくてもいい。でも栄養は見ておきたい
子どもの偏食は、
- まったく影響がないわけではない
- でも、すぐに大きな問題になるわけでもない
というのが現実です。
大事なのは、
- 無理に食べさせて関係が悪くならないこと
- 何が不足しているかを知ること
- 食べられるもので補うこと
だと思います。
好き嫌いをなくすことより、
ちゃんと育つことのほうが大切。
私はそう思っています。
参考資料
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット(鉄・ビタミンDなど)
- 水産庁「魚の栄養に関する資料」
- 偏食と子どもの成長に関する海外研究レビュー

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