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文旦って美味しいけど、皮が厚くて剥くのが大変ですよね。
私も毎回苦労しながら剥いています。
我が家はみんな柑橘が好きです。
最近のブームは、文旦。
でもこの文旦、ひとつだけ欠点があります。
皮がとにかく分厚いんです。
この「剥く」というひと手間が、なかなかのハードルで。
それでも食べたいから、私はせっせと皮を剥きます。
やっとの思いで剥き終わって、
さあ食べようと思ったその瞬間。
横からさっと掻っ攫っていくのが、我が息子です。
息子も大の文旦好き。
もしかしたら、家で一番好きかもしれません。
でも、自分では剥きません。
「そんなに食べたいなら、自分で剥いたら?」と言うと、
決まってこう言うんです。
「お母さんが剥いてくれるから美味しいんだよ」
……なんともまあ、都合のいい話です。
それならもう剥かない、と思うのに。
今度は「食べたい」と、剥いてほしいとねだってくる。
もちろん、そこで一悶着あります。
でも結局――剥いてしまうんですよね。
これが夫なら、絶対に剥きません(笑)
それなのに、息子だと剥いてしまう。
これが母親の性なんでしょうね。
手間がかかるのに、やってしまう。
報われるわけでもないのに、差し出してしまう。
でも、そうやって誰かがしてくれたことって、
なぜかちゃんと伝わるものなんですよね。
きっと、受け取っているのは、
文旦だけじゃないんだと思います。
きっとこれからも、文句を言いながら、
それでもまた剥いてしまうんでしょうね。
少しだけ。
話に出てきた文旦のこと、こちらでも少し書いています。
よかったらのぞいてみてください。

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