☀️「冷たいものばかりじゃ、夏バテは防げない?」
暑くなってくると、つい手が伸びるのは冷たい飲み物。
でも実はそれ、体の内側から冷やしてしまっているかもしれません。
夏バテは、暑さだけが原因じゃないんです。
実は、**体の“内側の疲れ”や“栄養不足”**こそが、だるさや不調の大きな原因。
そんな時こそ頼れるのが、昔ながらの発酵飲料——
**「甘酒(あまざけ)」**です。
「冬のあたたかい飲み物じゃないの?」と思うかもしれませんが、
実は甘酒は**“夏が本番”の発酵ドリンク**。
江戸時代には、夏の街中で甘酒売りが歩いていた記録もあるほどです。
🥵 夏バテの主な原因とは?
- 外の暑さと室内の冷房による温度差ストレス
- 汗で失われる水分とミネラルの不足
- 冷たいものばかり飲んで胃腸が冷える
- 食欲が落ちて栄養不足に陥る
つまり、夏バテは「外気」よりも「体内のバランスの乱れ」が主な原因。
ここに、体にやさしい発酵の力=甘酒が活躍してくれるんです。
🍶 “飲む点滴”甘酒のすごい栄養とは?
米麹で作る甘酒は、自然な発酵の力で栄養がギュッと詰まった発酵ドリンク。
✅ 主な栄養成分と働き
成分 | はたらき |
---|---|
ブドウ糖 | 即エネルギーに。脳や筋肉の栄養源 |
必須アミノ酸 | 疲労回復、筋肉・細胞修復をサポート |
ビタミンB群 | 代謝・神経・肌の健康に必須 |
オリゴ糖・食物繊維 | 腸内環境を整えて免疫力UP |
しかもこれらは、麹の酵素で“すでに分解済み”。
だから胃腸が弱っていても、スムーズに吸収されやすいんです。
🕰 いつ・どれくらい飲めばいい?
不調 | タイミング | おすすめ量 |
---|---|---|
朝がだるい | 朝の1杯 | 100〜150ml |
食欲がない | 食前や間食に | 50〜100ml |
便秘気味 | 朝起きてすぐ | 100ml |
疲れて集中できない | 午後の休憩 | 50ml |
寝つきが悪い | 就寝30〜60分前(温めて) | 50〜80ml |
📌 甘酒はカロリーもあるため、1日200ml以内を目安にしましょう。
♨️ 冷たい甘酒?あたたかい甘酒?どっちがいい?
✅ 夏場のおすすめは“冷やし甘酒”だけど…
- 冷やすと飲みやすく、ブドウ糖補給+水分補給が一度にできる
- 酸味がある白麹・黒麹の甘酒は、冷やすとさっぱり感が引き立つ
ただし、冷たい飲み物ばかりだと胃腸が冷えて不調を招くことも。
そんなときは、**ほんのり温めた“ホット甘酒”**がとても効果的!
- 温めることで内臓がじんわりと整い、栄養の吸収もスムーズ
- 就寝前や朝一番に飲むなら、**ぬるめ(50〜60℃)**がベスト!
🧬 麹の種類でも違いが出る!自分に合った甘酒を選ぼう
麹の種類 | 味の特徴 | 向いている人・目的 |
---|---|---|
黄麹 | やさしい甘み。一番なじみやすい | 甘酒初心者・飲みやすさ重視 |
白麹 | さっぱり系。クエン酸たっぷり | 夏バテ気味・さっぱり派 |
黒麹 | 酸味が強めで個性的 | デトックス・美容重視 |
甘酒は「麹の種類」で味や効果の印象がまるで違うんです。
あなたの体調や目的に合わせて、ぴったりの甘酒を選んでみてくださいね♪
🍧 飲み方アレンジでもっと楽しもう
- 冷たい甘酒+炭酸水で甘酒ソーダ
- 甘酒+豆乳でまろやか栄養ドリンクに
- 甘酒+フルーツ+ヨーグルトでスムージー風にも!
日々の暮らしに取り入れやすく、ちょっとしたおやつ代わりにも◎
🌿 まとめ:夏の内側ケアは、まず“甘酒”から
暑さで体が消耗しやすい夏。
冷たいものに偏りがちな毎日こそ、体にやさしい発酵の力を活かしてみませんか?
甘酒は夏バテを防ぎ、栄養とやすらぎを与えてくれる“飲むケア”の第一歩。
冷蔵庫に1本、常備するだけで、夏の過ごし方が変わるかもしれません。
次回は、さっぱり爽やか「酢を使った発酵ドリンク編」もご紹介予定です。
お楽しみに♪
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