生ゴミで堆肥づくり、とぎ汁や納豆のネバネバで肥料づくり——これってロハス?

最近、「ロハス」という言葉を聞くことが増えました。LOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability)は、健康と持続可能なライフスタイルを大切にする考え方のこと。オーガニック食品やエコな暮らしを楽しむ人たちに人気の言葉ですが、私が普段やっている 「生ゴミ堆肥づくり」や「とぎ汁・納豆のネバネバ肥料づくり」もロハスなのかな? と、ふと思いました。

生ゴミをゴミにしない工夫

我が家では、野菜くずや果物の皮などの生ゴミをそのまま捨てずに、堆肥(コンポスト) にしています。生ゴミを土に還すことで、ただのゴミだったものが栄養たっぷりの肥料に。家庭菜園をしているわけではないのですが、庭や植木の土に混ぜると、植物が元気になる気がします。

これだけでも十分エコですが、さらに米のとぎ汁や納豆のネバネバ も活用しています。

米のとぎ汁、実は環境に影響する?

実は最近調べていて知ったのですが、無洗米が生まれた理由のひとつが、水質汚染対策 だったそうです。

お米のとぎ汁には、デンプンや有機物が多く含まれていて、それが河川や湖に流れ込むと 水質汚染の原因 になることがあるそうです。栄養分が多すぎると、プランクトンが異常に増えて水が濁り、生態系に悪影響を与えることも。

今まで何気なく捨てていたとぎ汁ですが、こうした話を知ってから、環境のためにも「できるだけムダなく使おう」と思い、肥料として活用する ようになりました。

とぎ汁や納豆のネバネバが植物の栄養に?

米のとぎ汁には、ビタミンやミネラル、でんぷん などが含まれていて、植物の成長を助ける効果があるそうです。お花や観葉植物にあげると、葉っぱのツヤが良くなる感じがします。

また、納豆のパックに残るネバネバ(ポリグルタミン酸)を水で解いて植物に与えると、土の保水力が上がるそうです。実際にやってみると、土がふかふかになって、水もちが良くなったように感じます。

これはロハス?それとも…?

「ロハス」というと、おしゃれなオーガニック生活を思い浮かべがちですが、そもそも**「身近なものでムダなく暮らす」** というのも、健康的で持続可能なライフスタイルですよね。

とはいえ、ロハス以外にも「サステナブル(持続可能)」「ゼロウェイスト(ゴミを出さない)」「パーマカルチャー(自然と共生する農的な暮らし)」など、似たような考え方がいくつかあります。私のやっていることは、どれに当てはまるのか正直わかりませんが、「とにかくムダなく、環境にやさしく暮らしたい」 という気持ちがあれば、それでいいのかも。

まずはできることから

特別な道具やお金をかけなくても、日々の生活の中でできる小さな工夫はたくさんあります。

  • 生ゴミを堆肥にする
  • 米のとぎ汁を肥料にする
  • 納豆のネバネバを活用する

どれも簡単にできて、ゴミも減るし、植物も元気になります。「エコなことをしている」という意識がなくても、気づいたらロハス的な暮らしになっていた、なんてこともあるかもしれませんね。

無理なく、楽しく、できる範囲でエコな暮らしを続けていきたいものです。

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