子どもの好き嫌い、無理に直さなくてもいいのかもしれない

🍽️食べること

子育ての悩みの一つが、子どもの好き嫌い。
体を作る大事な時期だからこそ、食べるものには気を使いますよね。

野菜も魚も、できればバランスよく食べてほしい。
でも、現実はなかなかそうはいかないものです。

せっかく作ったのに食べない。
「一口だけでも」と言っても嫌がる。
そんなことが続くと、作る側もしんどくなってきます。

私も、子どもの好き嫌いについては何度も考えてきました。
でも最近は、好き嫌いって無理に直さなくてもいいのではと思うようになりました。

もちろん、何でも好き嫌いしていいという意味ではありません。
でも、「今食べない=一生食べない」ではないし、
無理に食べさせることで、かえって食べること自体が嫌いになってしまうこともあるからです。


子どもが苦手なものを嫌がるのには理由がある

子どもが苦手なものを嫌がると、つい「わがままかな」と思ってしまいがちです。
でも実際には、ちゃんと理由があることも多いのだと思います。

例えば、苦味や酸味。

苦いものは「毒かもしれない」、
酸っぱいものは「腐っているかもしれない」と、
人間が本能的に警戒しやすい味だと聞いたことがあります。

そう考えると、ピーマンや葉物野菜、酸味のあるものを嫌がるのも、
ある意味では自然な反応なのかもしれません。

しかも子どもは大人より味覚が敏感だそうです。
大人にはそこまで気にならない苦味や青臭さでも、
子どもには強く感じられている可能性があります。

さらに、好き嫌いは味だけではありません。

  • 食感が苦手
  • においが苦手
  • 見た目が苦手
  • 以前嫌な思いをした

そんなことも、十分ありえます。

だから、「この子はこの食材が嫌いなんだ」と決めつけるより、
「この子は何が苦手なんだろう」と考える方が大事
なのかもしれません。


無理に直そうとしなくても、大人になると食べられることも多い

子どもの頃は苦手だったのに、大人になって普通に食べられるようになったものってありませんか?

私は、そういう食べ物って意外と多いと思っています。

子どもの頃は苦手でも、

  • 味覚が変わる
  • 経験が増える
  • 調理法の違いがわかる
  • 食べる機会が増える

ことで、少しずつ食べられるようになることがあります。

だから、今の時点で食べないことを、あまり深刻に考えすぎなくてもいいのかもしれません。

もちろん栄養は気になります。
でも、例えば野菜一つ食べられなくても、
栄養は他の食材で補うことができます。

「この食材を絶対に食べないとダメ」と考えるより、
全体で見て、ある程度食べられていればいいくらいの方が、親も子も少し楽になれる気がします。


大事なのは「食べられる食べ方」を探すこと

私は、好き嫌いをなくすことよりも、
その子にとって“食べられる形”を探すことの方が大事だと思っています。

同じ食材でも、調理法が変わるだけで食べられることって意外と多いですよね。

例えばうちの子は、大根は生なら食べます。
でも、煮た大根はあまり好きではありません。

煮たものでも食べる時はあるのですが、
本当に苦味や独特の感じが少ない、食べやすいものだけ。
少しでも「大根っぽさ」が強いと、途端に嫌がります。

つまり、大根が嫌いというより、「煮た大根のあの感じ」が苦手なんですよね。

これって、好き嫌いの本質をよく表している気がします。


ピーマンも、「どう食べるか」でかなり変わる

ピーマンも同じです。

うちの子は、ピーマンを煮たものはほとんど食べません。
でも、炒め物やハンバーグに混ぜたものなら食べます。

考えてみると、煮たピーマンって、
ピーマンの苦味や青臭さ、しなっとした独特の食感が残りやすい気がします。

逆に、

  • 炒め物
  • ハンバーグ
  • ひき肉と合わせる
  • 油を使う料理

だと、苦味や青臭さがやわらいで、かなり食べやすくなるように思います。

ピーマンって、みじん切りにしてハンバーグに入れると、
ちゃんとピーマンの香りはあるのに、不思議とあの苦味は気になりにくいんですよね。

私は結構ピーマンが入っている方が好きで、わりとしっかり入れます。
それでも食べられるので、
「ピーマン感がある=ダメ」ではなく、
苦手なのは“あの嫌な出方”の方なのかもしれない
と思います。


苦手になる前に「食べやすい形」で慣れるのもあり

好き嫌いって、一度「うわ、これ無理」となると、
その後かなりハードルが上がることがあります。

だからこそ、苦手になる前に食べやすい形で出しておくのも、一つの方法だと思います。

例えばピーマンなら、

  • みじん切りでハンバーグに入れる
  • ひき肉と炒める
  • 油やうま味と合わせる
  • 苦味が出にくい切り方をする

そんな工夫をしながら、
まずは**「この形なら食べられる」**を増やしていく。

それはごまかしではなく、
その子に合った入口を探すことなんじゃないかなと思います。

いきなりそのまま食べられなくても、
少しずつ慣れていけばいい。
そう考えると、好き嫌いへの向き合い方も少し楽になります。


好き嫌いをなくすことより、食べることが嫌いにならない方が大事

子どもの好き嫌いって、親としては本当に悩みます。
でも、無理に直そうとしすぎると、
食卓の時間そのものがしんどくなってしまうこともあります。

私は、好き嫌いをなくすことよりも、

「食べることが嫌いにならないこと」
「この形なら食べられる、を少しずつ増やしていくこと」

の方が大事なんじゃないかなと思っています。

今は食べられなくても、
大人になって食べられるようになるかもしれない。
調理法が変われば、食べられるようになるかもしれない。

そう思うと、好き嫌いって、
「今すぐ何とかしなきゃいけない問題」ではなく、
ゆっくり付き合っていくものなのかもしれません。


まとめ

子どもの好き嫌いは、
ただのわがままではなく、本能や感覚の問題が関係していることもあります。

だからこそ、

  • 無理に直そうとしすぎない
  • 栄養は他で補う
  • 食べられる食べ方を探す
  • 苦手になる前に食べやすい形で慣れる

そんな向き合い方でも、十分いいのではないかと思います。

全部食べられるのが理想かもしれません。
でも現実は、そんなにきれいにはいかないものです。

だからこそ、
**「食べられない」ではなく、「この形なら食べられる」**を少しずつ増やしていけたら、それで十分なのかもしれません。

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