はじめに:新生活に感じる“ちょっとした疲れ”に
新しい生活が始まる春。
ちょっぴりワクワク、でもどこかソワソワ、不安も混じるこの季節。
知らず知らずのうちに、心や体が疲れてしまうこともありますよね。
そんな時、わたしにとっての癒しは「土と植物に触れる時間」です。
やっと雪が溶けて、畑の季節がやってきた!
ようやく雪が溶けて、土の匂いがふわっと香るようになってきました。
「今年はどんな野菜を育てようかな?」とネットで調べながら、種の写真を眺めてはワクワクしています。
最近は、発酵とぎ汁や納豆汁を仕込んで、自然の力を借りながら土づくりを楽しんでいます。
うまく発酵したとぎ汁は庭の花木に使う予定で、その変化を見守るのもまた楽しみのひとつです。
畑に出るにはまだ少し風が冷たいけれど、
「今年もまた、この土と一緒に季節を過ごせるんだ」と思うと、ふっと肩の力が抜けて、心が落ち着いていきます。
忙しくても、植物とつながる暮らしはできる
とはいえ、「畑はないし、毎日お世話するのは難しい…」という方も多いと思います。
でも大丈夫。
植物との暮らしは、必ずしも広い庭や手間のかかる作業を必要とするものではありません。
● リボベジ(再生野菜)
ネギや豆苗など、キッチンで手軽に育てられて、食べられる喜びも。育てて→食べて→また育てて、という循環も楽しいです。
● 水耕栽培
窓辺でできるから、日当たりが良ければOK。室内でも楽しめます。
虫が苦手な方にも始めやすい方法ですが、環境によっては小さな虫(アブラムシなど)がつくこともあります。
それでも、土を使わない分、お世話がしやすく、ハードルが低いのが魅力です。
「畑や庭はちょっと無理…」という方でも、植物と暮らす一歩を踏み出しやすい方法のひとつだと思います。
● ハーブ類
バジルやミント、ラベンダーなどは、香りも見た目も癒される存在。ちょっとした料理のアクセントにもなります。
● サボテンや観葉植物
水やりの頻度が少なく、忙しい人や初心者さんでも育てやすい植物です。窓辺に一鉢あるだけで、気持ちに余白が生まれます。
植物との暮らしは、自分を大切にする時間
植物を育てるというのは、自然のリズムに耳を澄ますこと。
そして何より、自分の心をやさしく整えてくれる時間でもあります。
毎日がんばっているあなたへ。
自分のペースで、肩の力を抜いて、「癒しの時間」をひとつ育ててみませんか?
ちなみに、発酵とぎ汁や納豆汁の話は、また別の記事で改めて詳しく書いてみようと思っています。よければそちらも、楽しみにしていてくださいね。
おわりに:小さな自然とのふれあいを、暮らしの中に
「何か始めたいけど、忙しいしなあ…」
「最近ちょっと疲れてるかも…」
そんなふうに感じたとき、植物と向き合う小さな時間が、そっとあなたを支えてくれるかもしれません。
あなたにとっての癒しのかたちは、どんなものでしょうか?
わたしは、土と植物のある暮らしのなかで、今年も少しずつ自分の心と向き合っていけたらと思っています。
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